引き算の発想

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■ 全ては「引き算」で考えろ!

プレゼンをするときには、「伝えたいこと」と「伝えるべきこと」をわけて考えるようにしましょう。準備をしているあなたは、伝える内容の全てを知っています。ですので、あれも伝えたい、これも伝えたい。と考えてしまいます。ですが、その「伝えたいこと」をすべてプレゼンの内容に入れてしまうと、多くの場合、与えられた時間に対し、伝えることが多くなりすぎ、分かりにくいものになってしまいます。
 分かりやすいプレゼンの代表格ともいわれる、スティーブ・ジョブズのプレゼンをイメージしてみて下さい。内容も、言葉も、スライドも、極限までシンプルになっています。
 それは、スティーブ・ジョブズがプレゼンの天才だった、ということだけでなく、彼と、彼のチームが「伝えるべきこと」に焦点を当て、それだけを伝えることに注力したからです。
 まず、今回伝えることの核心を抜き出しましょう。一言で、本当に一言で伝えるとすれば、どこを伝えるのか?
 その内容と、表現を、1行(30文字程度)以内にまとめましょう。できれば、15字以内が望ましいです。
 そのために、「引き算」をしていきます。
 プレゼンの出来は、核心部分の良しあしで決まる、といっても過言ではありません。
 十分に時間をかけ、知恵を絞って、最良の15~30字を生み出してください。
 そうして、核心部分が生まれたら、その核心部分を生み出すための必要な条件をリストアップし、その重要度の順に伝えていきます。
 たとえば、「明日外出するときは傘が必要です」が核心部分だとすると、そのメッセージにおいて必要な条件は「天気予報で降水確率が90%だからです」です。
 ちなみに、必要な条件に必要な条件を挙げると、煩雑になりすぎてしまいます。
 詳細な説明は、質疑応答のコーナーに譲るとして、まずは必要な条件のみピックアップしていきます。
 この、「引き算」で考えるということは、物事の要点と、優先順位を私たちに教えてくれます。この考え方を身に付けることができれば、プレゼンだけでなく、あなたのビジネス全般において恩恵を受けることができるでしょう。

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